Surface Proは私も使っていますが、正直、万人向けではありません。
口コミを調べると以下のような内容も多いです。
- 不具合が多すぎる
- 使いにくい
- Surface Proはやめとけ
しかし、悪い口コミがあるからと言って、あなたに向いていないとも限りません。
人によってはデメリットがメリットになることもありますからね。
本記事では実際にSurface Proを使っている私が、
悪い口コミを深堀しつつSurface Proを買う前の注意点を解説します。
Surface Proを買って後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Microsoft Storeで購入すると返品無料期間があります。
現在だと2022年11月1日~2023年1月31日です。
返品作業の手間はかかりますが、
Surface Proを買って自分に合わなかった場合でも返品してお金が返ってきます。
つまり、実質ノーコストでSurface Proを試すことが可能です。
「注意点承知でSurface Proが欲しい」
「自分に合うかわからない」
という人は、リスク回避のためにもMicrosoft Storeから買いましょう。
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この記事の目次
(1)タイプカバーとの接続不具合が多い
Surface Proはカバーとキーボードが一体型になっている「タイプカバー」と一緒に使う人が多いですが、これが曲者。
タイプカバーはSurface Proの下に磁石でくっつけるように接続するので、USBやBluetoothに比べてすぐに接続できるメリットがあります。
しかし、このように特殊な接続方法のせいか、以下のような接続不具合が多いです。
- スリープから復旧したら反応しない
- しっかり接続しているのに無反応
- WindowsUpdateをすると無反応になる
私は仕事のミーティングや会議でSurface Proを使ってますが、時間ギリギリに会議室に着いてスリープから復旧させたらタイプカバーが反応せず、めちゃくちゃ焦った経験があります。
以下の記事で解説している方法で簡単に解決しますが、接続不具合が多いことは覚えておきましょう。
【最新版】Surface Proタイプカバーが認識しない!10個の解決策まとめ
(2)タッチパネルの反応が悪くなることがある
Surface Proのタッチ性能は他のWindowsタブレットと比べるとダントツで高性能です。
しかし急にタッチパネルの反応が悪くなることがあります。
キーボードとマウスを使っている分には問題ありませんが、タッチ操作がメインのアプリを使っている時は致命的。
イラストを描いたり、ペンでメモをする機会が多い人は不便に感じることもあるでしょう。
また、Surface Proの画面サイズは13インチと微妙に小さいです。
Webページ・アプリによってはピンチズームが必要ですが、タッチパネルが無反応だとこれもできません。
以下の記事で解説している方法で解決できますが、タッチパネルの反応が悪くなることがあると覚えておいてください。
(3)充電の不具合がある
Surface Proの充電不具合は通常のパソコン以上に多いと感じます。
私は以前ヘルプデスクの仕事をしていたのですが、Surface Pro関連の問い合わせのうち1/3は充電に関するものでした。
「充電が全くできない」「ランプは光るけどバッテリーが貯まらない」など症状は様々。
以下の記事にまとめた方法で解決はできますが、持ち運びを前提としたタブレットPCとしては致命的でしょう。
※仮に解決したとしても、これから持ち運んで使いたいという時点ではバッテリーが無いわけですから。
>>【まとめ】Surfaceが充電できない時の対処法【11選】
また、他のパソコンと比べて「充電していたと思ってたら充電できていなかった」ということも多いです。
Surface Proの充電方法は他のパソコンに比べて特殊です。 (以下参照)
通常のパソコン・タブレットは、ACアダプターを充電ポートにしっかりと差し込んで充電しますよね。
しかし、Surface Proは電源アダプターを磁石で「カチッ」と軽くくっつけるようにして充電します。
つまり、少しずれたり、端子の調子が悪くなっていても気づきにくいです。
接続ランプやタスクバーのバッテリーマークを見れば充電状態を確認できますが、他のパソコンよりも電源に接続した感覚が薄いので注意が必要といえるでしょう。
(4)キックスタンドは使える場所が限られる
Surface Proには「キックスタンド」があるので本体だけで自立可能です。
しかし、キックスタンド+タイプカバーで使う場合、ノートパソコン以上のフットスペースが必要となり使える場所が限られます。。
わかりやすいように、Surface Proとノートパソコン(15インチ)を並べてみました。
ノートパソコンよりもSurface Proの方が場所を取ることがお分かりでしょう。
そのため、カフェの小さい机や新幹線のテーブルなど、狭い机ではSurface Proを使えないことが多いです。
また、キックスタンドの方に重心が来るので、膝の上などの不安定な場所では使えません。
持ち運びやすい一方、使うためにはある程度の机の広さが必要ということは覚えておいてくださいね。
(5)タブレットモードが使いにくい
Surface Proをタブレットとして見た場合、使いにくいと感じます。
理由は「本体重量」と「UIがタブレット向きでない」という部分ですね。
本体重量
Surface Pro 7は本体で775g~790g。
バッグに入れて持ち運ぶ分には軽いですが、手に持つとかなり重いです。
10分も手に持っていると手首が痛くなります。
正直、手に持って使うなら机に置いてパソコンとして使いたいですね。
そのため、タブレットとしてブラウジングや動画などのコンテンツ消費をしたいと考えるなら、使い勝手が悪いと感じるでしょう。
UIがタブレット向きでない
iPadのiOS、Androidタブレットはタッチ操作が前提のUI。
アイコンや、各種メニューの操作性が洗礼されていて直観的に使いやすいですよね。
一方、Surface ProはWindows10をタッチで操作できるだけ。
実際に使うとアイコンが小さい、スペースが狭い、別の部分をタップしてしまう等、タブレットとして使いにくく感じました。
そのため、Surface ProをiPadやAndroidタブレットのように使いたいと考えているなら、重量と操作性の面で使いにくいと感じることが多いでしょう。
(6)ペンで文字を書きにくい
Surface Proは画面の感度が良いので、イラストを描くことにも使えます。
実際にプロのイラストレーターでも使っている方がいるくらいですからね。
しかし、文字を書くとなれば話は別。
別売りのSurfaceペンや、サードパーティ製のスタイラスペンを使ってもペン先と画面の文字の追従性がいまいちなんですよね。
ノート、メモ帳のように文字を細かく書き込む使い方だと、文字が潰れたり形が崩れてしまいます。
なので、上記のような使い方を想定しているならSurface Proではなく、紙に書いた方がいいでしょう。
一応、サインを書いたり、資料におおざっぱなメモをするくらいなら全然問題はありません。
(7)光沢液晶なので映り込みやすい
Surface Proは光沢液晶(グレア)で周りの物が映り込みやすいです。
特に気になったのは、蛍光灯と窓の光の映り込み。
ディスプレイの一部が白くなり画面が見にくいので、仕事に集中できないことも多かったです。
対策としては、アンチグレア保護フィルム(低反射)を貼って使うのが効果的。
ただし、Surfaceペンの書き心地が変わるので、注意が必要でしょう。
まとめ
以上、Surface Proを買う上で注意しておきたいポイントを解説してきました。
最後に項目だけおさらいしておきましょう。
- タイプカバーとの接続不具合が多い
- タッチパネルの反応が悪くなることがある
- 充電の不具合がある
- キックスタンドは使える場所が限られる
- タブレットモードが使いにくい
- ペンで文字を書きにくい
- 光沢液晶なので映り込みやすい
買ってしまってから「なんか違う」と後悔しないためにも、上記のことはしっかりと覚えておいてくださいね。
このように、Surface Proを使う上での注意点はありますが、実際に使ってみないことには何とも言えない人も多いことでしょう。
そういった人におすすめなのが、Microsoft Soreで購入することです。
Micsoroft StoreでSurface Proを購入すると、返品保証があります。
「使ってみたけど合わなかった」「自分には向いてないかも」と思ったら返品可能。
つまり、Surface Proのお試しサービスともいえるでしょう。
一度お金を支払う必要がありますが、Surface Proをあなたのデスク環境で試しに使えます。
「Surface Proを買って後悔しないかな?」という悩みをすべて解決してくれるので、悩んでいるならMicrosoft Storeから購入しましょう。
定期的にお得な割引キャンペーンも開催しているので、下記からチェックしてみてくださいね。
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Surface Proを安く買う方法
上で紹介したように「Surface Proを買って後悔しないか?」と悩むなら、Microsoft Store一択です。
しかし、可能な限り安く買いたいというなら、選択肢はいろいろあります。
Surface ProはMicrosoftが販売しているので、家電量販店であればほとんどの場所で買えます。
しかし、各店舗の割引・ポイント還元などを考えると、1~3万円ほど高く買ってしまうこともあります。
実際に私がSurface Laptop2を買った時の話。
ネットで14万円で買った後、近所のビックカメラに行ったら13万円で売られていて10%のポイント還元がありました。
単純に考えて、1万円+13,000ポイント=23,000円相当損していることになりますね。
このような後悔をしないためにも、Surface Proを買う時は以下の記事で紹介しているような店舗で買うようにしましょう。