Surfaceを起動したら、Surfaceペンが反応しない!
トップボタンは反応するけどペン先が認識しない。
Surfaceペンの動きが悪い・・・どうすればいいの?
このような悩みを解決できるように以下について解説します。
- 事前準備と原因の切り分け方法
- Surfaceペンが無反応・認識しない時の解決方法【7選】
私も同じような症状が発生した時に解決している方法なので、信頼性はあるかと。
※仕事では「Surface Pro7」、プライベートで「Surface Laptop2」を使っています。
SurfaceペンはBluetooth接続なので、結構な頻度で発生するトラブルです。
対処法を知っているとトラブル発生時でも冷静に対処できるようになるので、覚えておいてくださいね。
この記事の目次
事前準備①:高速スタートアップの無効化
Windowsの標準機能では「高速スタートアップ」が有効になってます。
「パソコンを素早く起動する」といった仕組みですが、これが有効だとトラブルの原因となります。
実際、私の周りでは「周辺機器が認識しない」といったトラブルが多く報告されています。
そのため、事前準備として下記の手順で高速スタートアップを無効化してください。
【Windows10】
- スタートメニュー > Windowsシステムツール > コントロールパネル の順番で開く。
- 表示方法を「カテゴリ」に変更し、「システムとセキュリティ」を開きます。
- 「電源ボタンの動作の変更」を開きます。
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」を開きます。
- 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、「変更の保存」をクリックして完了
【Windows11の場合】
- スタートメニュー>すべてのアプリ>Windowsツール>コントロールパネル の順番で開く。
- 表示方法を「カテゴリ」に変更し、「システムとセキュリティ」をクリック。
- 「電源ボタンの動作の変更」をクリック。
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック。
- 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、「変更の保存」をクリックして完了
Windows10とWindows11ではコントロールパネルの開き方が違いますが、それ以降の手順は同じです。
1~3分ほどで完了するのでサクッと済ませておきましょう。
図解など、より詳しいことは次の記事で詳しく解説しています。
>>Win10高速スタートアップを無効にする方法と4個のメリット!7割のPCトラブルが解消!?
事前準備②:原因を切り分ける3つの作業
「Surfaceペンが反応しない!」といっても、原因によって適切な解決方法を試す必要があります。
そのため、次の3つの操作を試してみて、原因の切り分けをしましょう!
(1)指で画面をタッチしてみる
(2)スタートメニューなどのアイコンををタッチしてみる
(3)電池残量を確認する
(1)指で画面をタッチしてみる
指で画面をタッチしてみます。
〇反応する場合
⇒原因は「Surfaceペン」か「ソフトウェア」です。
この記事で紹介する解決方法を試していきましょう!
〇反応しない場合
⇒原因はSurfaceのタッチパネルなので、次の7つの手順を試してみましょう!
- 本体の再起動
- WindowsUpdateで最新の状態にする
- タッチパネル関連ドライバーを再インストール
- 管理コンソール「サービス」でタッチパネルを有効にする
- 「不明なデバイス」のドライバーを更新してみる
- Surfaceを初期化する(工場出荷時に戻す)
- 修理する、買い替える
詳細な手順は次の記事で詳しく解説しています。
【参考記事】
>>Surface Proのタッチパネルが反応しない!7個の解決策を解説
(2)スタートメニューなどのアイコンををタッチしてみる
付箋やOneNoteなどのアプリ上で反応しない場合、Surfaceペンでスタートメニューや他のアイコンをタッチしてみましょう。
〇反応する場合
原因はアプリなので、「アプリを再インストールする」「Surfaceペンでアプリが動作するか確認」などの対処法を試してください。
〇反応しない場合
原因は「Surfaceペン」か「ソフトウェア」なので、この記事で紹介する解決方法を試していきましょう!
(3)電池残量を確認する
次の2つの方法で電池残量を確認した結果、電力が残っていないことが判明したら、「解決方法3:電池を交換する」を参考に電池を交換しましょう。
①Surfaceと接続している場合
1.スタート > 設定 > デバイス > Bluetooth とその他のデバイス を開きます。
2.「Surfaceペン」にカーソルを合わせて、バッテリーアイコンが表示されている場合、電池残量を確認することができます。
Surfaceペンの型番によっては、バッテリーアイコンが表示されないので、その場合は②の手順で確認します。
②Surfaceと接続できない場合・バッテリーアイコンが表示されない場合
Surfaceと接続できない場合、もしくは、Bluetooth接続画面でバッテリーアイコンが表示されない場合の電池残量確認方法です。
Surfaceペンのトップボタン(シャーペンだと消しゴムの部分)を7秒ほど長押しし、ライトの点滅状態を確認します。
●赤色で点滅・点灯しない場合
→電池の残量が無いので、電池を交換する必要があります。
●緑色で点滅
→Surfaceペンの電池は残っており、どのSurfaceにも接続していない状態です。
●緑色で2~3秒間点滅
→Surfaceペンの電池は残っていて、Surfaceに接続しています。
ここまでの作業で事前準備は完了です。
次のページからは、切り分けた原因をもとに解決方法を解説していきます。
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