乗り換えは面倒だから、副回線を契約してデュアルSIMで使いたい!
副回線はどこがおすすめかな?
このような悩みを解決するため、
楽天モバイルの副回線にオススメな格安SIM3社紹介。
各社の特徴と料金、向いている人を解説していきます。
また、除外した格安SIMの理由も解説。
楽天モバイル用の副回線を探しているなら、参考にしてみてください。
この記事の目次
楽天モバイルの副回線を選ぶ基準4選
副回線として使える格安SIMは非常に多いです。
ですが、コスパや使い勝手を考えると、どれを選んでもいいわけではありません。
そこで、楽天モバイルの副回線として最適なものを探すため、基準を全て公開します。
- 少ないデータ容量プランがある
- データ専用SIMのプランも選べる
- 通信回線はドコモ網
- できるだけeSIMに対応
①少ないデータ容量プランがある
楽天モバイルがメイン回線です。
副回線は、楽天モバイルが圏外になった時に切り替えて使います。
つまり、副回線はあまり使わないので、少ないデータ容量プランでOKということ。
データ容量が多くなると、その分月額料金が高くなります。
コスパ面でも、少ないデータ容量プランがある格安SIMを選ぶことが重要です。
②データ専用SIMのプランも選べる
格安SIMでは、
「データ専用SIM」を選べるところもあります。
同じデータ容量でも、価格は「データ専用SIM」の方が安いことがほとんど。
サブ回線で使うなら電話番号は不要なことが多いですよね。
そのため、コスパ的に「データ専用SIM」を選びましょう。
ただし、キャンペーンで「通話+データ通信SIM」の方が安い場合もあります。
契約前に価格をしっかり比較することが大切です。
③通信回線はドコモ網
国内の通信網は、au、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリア。
その中でも、ドコモ網が一番繋がりやすいです。
特に田舎・山間部になると違いが顕著。
au、ソフトバンクが圏外の状況でも、ドコモなら繋がります。
そのため、楽天モバイルのサブ回線として選ぶなら、一番繋がりやすいドコモ網の格安SIMを選択しましょう。
④できるだけeSIMに対応
サブ回線なので、必然的にデュアルSIMで使います。
その中でも、可能な限りeSIM対応の格安SIMを選ぶことが大切。
デュアルSIMは、
「物理SIM+物理SIM」「物理SIM+eSIM」「eSIM+eSIM」のどれかの方法です。
「物理SIM+物理SIM」は、iPhone・Androidともに一部の機種でしか使えません。
※中国版iPhoneなど、海外の一部の機種では対応しています。
そのため、「物理SIM+eSIM」「eSIM+eSIM」が実用的な運用方法です。
既に契約している楽天モバイルは物理SIMかeSIMです。
eSIMなら、どちらのパターンにも対応できますからね。
※楽天モバイルをeSIMで契約している場合は、サブ回線は物理SIMで問題ありません。
そのため、「できるだけeSIM対応」としています。
楽天モバイル用おすすめ副回線3選
ここまでの内容を踏まえて、楽天モバイルの副回線にオススメな格安SIMは以下の3社です。
- OCNモバイルONE
- IIJmio
- HISモバイル
各社の特徴・料金・向いている人を解説していきます。
①OCNモバイルONE
【OCNモバイルONEの概要】
初期費用 | 初期手数料:税込3,300円 SIMカード手配料:税込433.4円 |
---|---|
月額料金 | 【音声通話+データ通信】 500MB:550円 1GB:770円 3GB:990円 (以下略)【SMS+データ通信】 3GB:990円 (以下略) 【データ通信のみ】 |
通信回線 | ドコモ |
SIM | SIMカード ※eSIM非対応 |
通話 | 【500MBプラン限定】最大10分相当/月 OCNでんわ利用:11円/30秒 その他:22円/30秒 |
OCNモバイルONEの最安値は、
通話+データSIMの「500MBで月額550円プラン」。
他の2社に比べると、特別安いわけではありません。
OCNモバイルONEの優れているのは「500MBプラン限定で最大10分相当/月無料」という部分です。
近年はデュアルSIMの普及により、
仕事用・プライベート用で電話番号を使い分けたい需要が高まっています。
OCNモバイルONEは10分間無料で通話できるので、こういったニーズにもマッチしています。
楽天モバイルの予備的な意味合いだけではなく、電話番号をもう1つ使いたいならOCNモバイルONEがおすすめといえるでしょう。
②IIJmio
【IIJmioの概要】
初期費用 | 初期手数料:税込3,300円 SIMカード手配料(ドコモ):税込433.4円 SIMカード手配料(au):税込446.6円 SIMプロファイル発行手数料:税込220円 |
---|---|
月額料金 | 【音声通話+データ通信】 2GB:850円 4GB:990円 (以下略)【SMS+データ通信】 2GB:820円 4GB:970円 (以下略) 【データ通信のみ(SIM)】 【データ通信のみ(eSIM)】 |
通信回線 | ドコモ・au ・【音声通話+データ通信】のeSIMはauのみ ・【データ用のみ】はドコモのみ |
SIM | eSIM対応 |
IIJmioの最安値は、
データ通信のみ(eSIM)の2GBで440円プラン。
月に2GB利用できるので、楽天モバイルが頻繁に圏外になる状況でもデータ容量に余裕があります。
データ通信のみなので電話は使えませんが、電話番号が1つで十分なら気にならない部分です。
副回線を使う機会がそこそこあり、電話番号は不要というならIIJmioがおすすめといえるでしょう。
③HISモバイル
【HISモバイルの概要】
初期費用 | 初期手数料:税込3,300円 |
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月額料金 | 【音声通話+データ通信】 1GB:550円 →100MB未満の月:290円 3GB:770円 (以下略)【データ通信】 1GB:440円 3GB:580円 (以下略) |
通信回線 | ドコモ |
SIM | eSIM対応 |
通話 | 9円/30秒 |
HISモバイルの最安値は、
「データ通信のみ」の1GBで440円プラン。
しかし、月に100MB未満しか使わない月は
「音声通話+データ通信」の1GBプラン550円が290円になります。
かなり破格ですよね。
普段は楽天モバイルを安定して使えるが、もしもに備えて副回線を準備したいなら、HISモバイルがおすすめです。
今回除外した格安SIM
上ではおすすめとして3社紹介してきました。
その際、候補から除外した格安SIMは以下の通り。
- ahamo
- LINEMO
- povo
- mineo
- NUROモバイル
- UQモバイル
- ワイモバイル
理由としては、
- 料金プランが安くない
- ドコモ網じゃない
などの複合的なものです。
これらの格安SIMはメイン回線向き。
なので「楽天モバイルの副回線」という、本記事の趣旨から外れるので除外してます。
さいごに
楽天モバイルは月額料金が安くて無料通話もできるため、スマホ代を安くしたいなら最適解ともいえる通信キャリア。
ただ、通信キャリアとしては一番新しいので、まだまだ発展途上でもあります。
繋がらないエリアもあり、通信が不安定だったり、建物で圏外になることも多いです。
そういった時の備えとして、副回線は準備した方が良いでしょう。
今回紹介した格安SIMは、月額500円ほどで使えるのでコスパも良好です。
もしもの備えとして、副回線を契約してみることをおすすめします。