iPad mini5おすすめケース3種類!使って感じたメリット・デメリット

iPadを購入したなら、本体を衝撃や傷から守るために「保護ケース、保護カバー」をぜひ購入したいところですが、Amazonや楽天で「iPad ケース」と検索しようものなら、数千~数万件もの商品が出てくるのでどんなものが良いのかわからなくなりますよね。

 

でも、iPad用ケースの商品は数多くあれど、種類としては大きく分けると下記の4種類ほどしかありません。

 

①手帳タイプケース

②スマートカバーケース

③本体部分のみカバーケース

④現場用耐衝撃バンパー付ケース

 

ですが、そのうち「④現場用耐衝撃バンパー付ケース」は現場などで使う特殊なケースなので、実質、①~③の3種類の中から選ぶことになります。

 

そこで今回は、iPad mini4を購入して4か月で、①~③の3種類のケース全てを実際に使ってみたので、用途別にオススメケースを紹介していきます。

 

なお、iPad mini4とiPad mini5は同じ寸法でケースも共通しているので、iPad mini5ユーザーでも参考にしてもらえれば!

手帳タイプケース

 

 

このタイプのケースの特徴(メリット・デメリット)について紹介していきます。

 

(1)メリット

 

〇本体の全体をしっかりとカバーしてくれる

〇カードを収納できるものがある

〇角度調整可能なスタンド機能がある

〇デザインが豊富

 

メリット1:本体の全体をしっかりとカバーしてくれる

 

手帳ケースは、本体背面から前面まで全体をしっかりとカバーしてくれるので、万が一落としたといった時にでも、しっかりと守ってくれる安心感があります。

 

 

メリット2:カードを収納できるものがある

 

また商品によりますが、前面カバーの裏側にカードの収納ケースが付いている物もあります

(↓画像参照)

 

 

ただ、iPad miniが手軽に使える大きさのタブレットとはいえ、スマホのようにポケットに入れておけるサイズではないので交通のICカードや各種ポイントカード を入れるのは向いてません。

 

個人的には、名刺などあまり頻繁に取り出して使わないようなものが良いんじゃないかなと思います。

 

メリット3:角度調整可能なスタンド機能がある

 

手帳タイプのケースの多くはスタンド機能が付いていて、本体装着部分と前面・背面カバーの一部が離れているので、ある程度角度を調整することができます。

 

例えば、椅子に座って記事を書いたりするときは角度を急にしたり、ゲームをやったり動画をダラーっと見たいときは角度を浅くしたり、といった感じですね。

 

メリット4:デザインが豊富

 

最後に、デザインが豊富というのも手帳タイプの良いところです。

 

後述しますが、スマートカバータイプは前面カバー部分をくるくる折り畳んでスタンドにすることから、基本的には単色で凝ったデザインのものはありません。

 

一方、手帳ケースは前面・背面カバーを折り畳んだりすることが無いので、前面をこだわったデザインにすることができます。

 

革製・布製・プラスチック製・金属製など、色々な素材があるのも特徴ですね。

 

(2)デメリット

 

〇かさばる

〇ケースが重い

〇手で持って操作しにくい・写真(動画)を撮りにくい

〇熱がこもりやすい

 

デメリット1:かさばる

 

手帳タイプは全面的にすごくしっかりとカバーしてくれますが、厚みもあるので結構かさばります。

 

カバンに入れていると、本1冊分くらいはスペースをとるので結構かばんがギチギチになってしまうことも。

 

 

デメリット2:ケースが重い

 

カバーがしっかりとしているということは、それだけ重いです。

 

私が使っているカバーは、本体込みで約500gあるので、長時間持って使っていると手首が痛くなってきます。

 

また、スマホと違ってiPad miniはカバンに入れて持ち運ぶ機会が多いので、カバンが重くなってしまうのも辛いところですね。

 

 

デメリット3:手で持って操作しにくい・写真(動画)を撮りにくい

 

基本的には手帳ケースは、前面カバーを折り畳んで使うことになりますが、厚みがあり折り畳んだ部分がごにょごにょしてずれやすいので、片手で持って操作しにくいです。

※下の画像は縦持ちですが、横餅でも同様に持ちにくいです。

 

 

また、カメラは本体の背面にあるので前面カバーを折り畳んだ状態では撮影することはできません。

 

そのため、撮影する時は下記の画像のようにカバーを開いた状態になるのですが前面カバーがかなり邪魔です。

 

とっさに撮影したら、前面カバーが映り込んでいたということも結構ありました。

 

 

デメリット4:熱がこもりやすい

 

カバーがしっかりと作られることで、排熱がうまくできず本体に熱がこもってしまうことがあります。

 

特に夏場は長時間使っているとカイロのように熱々になるので、本体のバッテリーを痛めてしまう原因にもなってしまいます。

 

「手帳タイプケース」はこんな人向け!

 

以上の特徴を踏まえて、手帳タイプケースが向いているのは下記のような人かなと思います。

 

・本体を手にもって外に持ち運ぶことが多い

・本体をしっかりと保護したい

・ケースのスタンド機能の角度を変えて使いたい

・ケースの裏側にカードを入れたい

・おしゃれなケースを使いたい

 

「手帳タイプケース」はこんな人は向いていないかも・・・

 

逆に、手帳タイプケースが向いていない人は下記のような人かなと思います。

 

・それほど持ち運ぶことはない

・スタンド機能を使う機会があまりない

・手にもって使っている時間が多い

・写真・動画を頻繁に撮る

 

こういった人は、続いて説明するスマートカバーケースや本体部分のみカバーケースを選ぶといいでしょう。

スマートカバーケース

 

 

 

手帳タイプケースに続いて、スマートカバーケースについての特徴(メリット・デメリット)について紹介していきます。

 

(1)メリット

 

〇ケースが軽い

〇薄いので収納に困らない

〇写真・動画を撮影する時にカバーが邪魔になりにくい

〇手に持ちやすい

〇熱がこもりにくい

 

メリット1:ケースが軽い

 

 

私が使用しているスマートカバーケースは、本体込みで約450gなので、手帳タイプケースの500gに比べると50g軽いです。

 

数字だけ見ると、たったの50gしか差が無いと思うかもしれませんが、手に持ってみるとすごく軽くて、それほど疲れないので、長時間使用するなら少しでも軽いスマートカバーケースがオススメです。

 

メリット2:薄いので収納に困らない

 

スマートカバーケースは本体+1cmくらいしか厚さが無いので、かばんに入れて持ち運ぶ時にかさばらないのが特徴です。

(↓手帳タイプケースとの厚さ比較画像)

 

 

ビジネスバックなど割と大きめのカバンに入れるときは薄さはあまり気にならないところですが、ショルダーバッグなど小さめのカバンに入れるときは、収納スペースを取らないのですごくありがたい部分です。

 

 

メリット3:写真・動画を撮影する時にカバーが邪魔になりにくい

 

手帳タイプケースと違い、本体前面ケースを折り畳んで持つことができるので、写真・動画を撮影する時に邪魔になりにくいのが使いやすいところです。

 

メリット4:手に持ちやすい

 

 

本体が薄くて無理なく手で持つことができるので、縦向き・横向きの両方で持ちやすいし、長時間使っても手が痛くなりにくいです。

 

特に片手で本体を持っている時間が長い、ネットサーフィンやkindleで本を読むときに、手の負担が軽くなるのは非常にありがたいところですね。

 

メリット5:熱がこもりにくい

 

スマートカバーケースは、前面ケース・背面ケースが薄いので本体に熱がこもりにくいです。

 

熱がこもりにくいということは、本体に係る負担も軽くなるということなのでバッテリーが長持ちするなどの効果が期待できます。

 

(2)デメリット

 

〇耐久性が低い

〇スタンドの角度が決まっている

〇デザインのバリエーションが少ない

〇ケースの裏側にカードを収納できない

 

デメリット1:耐久性が低い

 

スマートカバーケースは軽量化・薄型化を目指していることから、前面は薄いプラスチックに布を張ったもの、背面は薄いプラスチック製といった、割と壊れやすい素材でできていることが多いです。

 

手帳タイプケースは本体全体をしっかりと覆っているものが多いので、落としたりぶつけたりしてもiPad mini本体が壊れるほどのダメージを受けることはそれほどありません。

 

一方スマートカバーケースは、本体を軽く覆っているような状態なので、落としたりぶつけた時、iPad mini本体を直接傷つけることはありませんが、衝撃が吸収されず画面が割れてしまうことがあります。

 

私は職場でスマートカバーケースを付けたiPad(9.7インチ)を使用していたことがありますが、前面を机の角いぶつけた時に画面にうっすらとひびが入ったことがあります。

 

本体をカバーしているので傷を防ぐ効果は期待できますが、衝撃に対する耐久性はそれほど高くないということは憶えておきましょう。

 

デメリット2:スタンドの角度が決まっている

 

前面カバーを三角に折り畳んでスタンドにするので、角度が決まってしまいます。(↓下記画像参照)

 

そのため、画面が見づらいからといった角度を変えることはできません。

 

また、スタンドにした時の角度がけっこう急なので、使い方によっては、画面が見づらく感じることもあります。(↓画像参照)

 

 

 

デメリット3:デザインのバリエーションが少ない

 

スマートカバーケースは、前面カバーを折り畳んでスタンドとして使えるものがほとんどのため、それを前提にしたデザインのものがほとんどになります。

 

それにより、前面カバーは単色であることが多いので、手帳タイプに比べてデザインのバリエーションが少ないです。

 

デメリット4:ケースの裏側にカードを収納できない

 

前面カバーが折り畳めるものがほとんどなので、手帳タイプのように前面カバーの裏側にカードを収納するスペースがありません。

 

スマホのように交通系ICカードを入れて使うことはほとんどないので問題はあまりないと思いますが、仕事でiPad miniを頻繁に使用しているので名刺を入れたい!という人は注意が必要です。

 

「スマートカバーケース」はこんな人向け!

 

以上の特徴を踏まえて、スマートカバーケースが向いているのは下記のような人かなと思います。

 

・最低限画面にカバーが付いていればいい

・なるべく本体を軽量化して薄くしたい

・角度は変えれなくてもいいので取りあえずスタンド機能が欲しい

 

 

「スマートカバーケース」はこんな人は向いていないかも・・・

 

逆に、下記のような人はスマートカバーケースは向いていないのかなと思います。

 

・画面をしっかりと保護したい

・スタンド機能の角度を変えたい

・ケースの裏にカードを収納したい

・デザインにこだわりたい

用途的に、手帳タイプがあっていると思うのでその中から好みに合ったものを探すようにするといいでしょう。

 

本体部分のみカバーケース

 

 

最後に、本体部分のみカバーケースの特徴(メリット・デメリット)について紹介していきます。

 

(1)メリット

 

〇手で持ちやすい

〇非常に軽い

〇写真・動画を撮影しやすい

〇前面カバーが邪魔にならない

 

 

メリット1:手で持ちやすい

 

スマートカバーケースが薄くて軽いから手で持ちやすいとはいえ、前面カバーがあるので邪魔になる時はあります。

 

一方、本体部分のみカバーでは前面カバーが無いので、何も気にせず使うことができます。

 

メリット2:非常に軽い

 

重量的には、スマートカバーケースとほとんど変わりません。

 

ただ、前面カバーが無いので実際の数字以上に軽く感じます。

 

メリット3:写真・動画を撮影しやすい

 

前面カバーを気にすることなく写真・動画を撮影することができます。

 

そのため、頻繁に写真や動画を撮影することが多い人には大きなメリットです。

(2)デメリット

 

〇液晶画面が傷つきやすい

〇スタンド機能が使えない

 

デメリット1:液晶画面が傷つきやすい

 

前面カバーが無いので、当然ながら液晶画面が傷つきやすいです。

 

自宅だけで使用するのなら問題ありませんが、カバンに入れて持ち運ぶと一緒に入っている物などとこすれて画面に傷ができてしまうので周囲が必要です。

 

デメリット2:スタンド機能が使えない

 

手帳タイプにしろ、スマートカバーにしろ前面カバーがスタンドになります。

本体部分のみカバーだと、その前面カバーが無いのでスタンドを別途準備する必要があります。

 

「本体部分のみカバーケース」はこんな人向け!

 

・可能な限り本体を軽くしたい

・スタンド機能を使わない

・手で持っている時間が長い

・写真や動画をよく撮影する

 

「本体部分のみカバーケース」はこんな人は向いていないかも・・・

 

・画面にしっかりとカバーを付けたい

・スタンド機能を使いたい

・ケースの裏にカードを収納したい

・外に持ち運ぶ機会が多い

最後に

 

以上、3種類のiPad miniの用途別オススメケースについての紹介でした。

 

「ケースを選ぶ時の基準はデザイン!」

 

という人も多いですが、実際に買って使ってみたら、用途とケースが合っていないということも多いです。

 

そのため、自分のiPad miniの使い道をよく考えて、ケースを購入するとあまり後悔せずに済みますよ。

 

以上、ご覧いただきありがとうございました。